
嫌気性高負荷型処理装置「トロル」は、溶存酸素の無い条件下で活動する微生物(嫌気性微生物)を利用して有機物を分解し、廃水を浄化する処理方法です。
嫌気性微生物による有機物の分解は、以下の2段階の分解を経て行われます。
一次分解:炭水化物、脂肪、タンパク質を、低級脂肪酸やアルコール、アルデヒドまで分解する。
↓ 二次分解:低級脂肪酸やアルコールなどを更にメタンや二酸化炭素にまで分解する。
嫌気性高負荷型処理装置「トロル」は、BOD:10,000mg/l以上の濃厚有機廃水の処理に好適です。しかも、嫌気性処理で用いる微生物は増殖速度が好気処理法で用いる微生物と比較して遅いため、余剰汚泥も少なく、余剰汚泥発生量は好気性処理の1/3〜1/10程度です。
また、余剰汚泥の濃縮性や脱水性も極めて良好です。
処理槽内に粒状汚泥として高濃度に微生物を保持できるため、高負荷処理が可能になると共に、水量や水質の変動に対して強い事も本処理装置の特徴です。
嫌気性処理なので、曝気の必要が有りません。このため、電気代等の動力費が標準活性汚泥処理法と比較して約1/5〜1/10に削減できます。


「トロル」は富士化水工業株式会社の製品です。