高効率散気管は従来型散気管より微細な気泡を発生させて酸素溶解効率を高めるとともに、曝気に掛かるエネルギーコストを削減、汚泥の沈降性改良を図る省エネルギー型散気管です。

高効率散気管の効果

超微細気泡を発生させる事により、水中への酸素溶解効率を従来型散気管よりも高めています。水深3mにおいて最大18%、実用で16%の酸素溶解効率です。

酸素溶解効率が高い分、曝気強度を下げる事が可能となります。それにより、曝気に要するエネルギーコストも削減できます。また、曝気強度を下げる事で汚泥フロックの崩壊も抑制できるため、汚泥の沈降性も大幅に改良できます。
本散気管はポリプロピレン製の支持管とEPDM(エチレン/プロピレン/ブチルゴム)製、またはシリコーンゴム製のメンブレンとから構成されており、長期使用による耐食性にも優れています。
散気管の上部と下部以外にスリットを設けてあり、曝気時にかかる浮力を最小限に留めるとともに、スリットへの目詰まりも起こりません。また、液の逆流も無く、間欠運転に最適です。散気管の設置や保守も簡単に行えます。
主な用途例:産業廃水処理、下水処理、畜産廃水処理、屎尿処理、空気攪拌、オゾン処理、水産養殖など

1.有機溶剤製造廃水における汚泥の沈降性改良

SVI
(mg/l)
曝気槽内DO
(mg/l)
処理負荷
(Kg-COD/日)
高効率散気管 90 1300
従来型散気管 65 ほぼ0 1900

本事例では、送気量及び電力量も50%削減。

2.有機化合物製造廃水の処理における電力量削減

ブロワー電力量
(Kwh)
曝気槽内DO
(mg/l)
高効率散気管 66 3以上
従来型散気管 46 2以下